彦根城

滋賀県

東エリア
スタンプ設置場所

  • 彦根城管理事務所(彦根市開国記念館)

交通アクセス

JR彦根駅から徒歩約15分

住所

滋賀県彦根市金亀町1-1

公式サイトリンク

多くの破風に飾られた風雅な国宝天守

1600年、徳川四天王の一人井伊直政が18万石をもって入封しました。東山道と北国街道が交わる彦根の地は、陸路だけでなく湖上交通の要衝であり、徳川幕府にとっても戦略的に重要な拠点でした。そこで徳川家康は、諸大名に彦根城築城を命じたのです。完成した城は、標高136mの山頂中央部に本丸を置き、西に西の丸と観音台、東に太鼓丸と鐘の丸がほぼ一列に配されていました。国宝の天守は装飾性に富み、入母屋破風、切妻破風、軒唐破風を採用、一重目が下見板張の突上戸に対し、二重目、三重目は白漆喰の大壁に花頭窓となっています。通常、最上階にのみ使用される花頭窓が、二・三重目に計18個も用いられているのは彦根城が唯一です。最上階には廻縁と高欄が付設されていますが、あくまで格式を上げるための装飾であって、外周を廻ることはできません。