備中松山城

岡山県

西エリア
スタンプ設置場所

  • 備中松山城券売所

交通アクセス

JR備中高梁駅からバスで「松山城登山口」へ。登山口から徒歩約50分で天守に至る

住所

岡山県高梁市内山下1

日本最高所に建つ小ぶりな天守

城は大松山、天神の丸、小松山、前山の四つの峰を持つ臥牛山に築かれています。関ヶ原合戦後、小堀正次・政一(遠州)父子が入封し、山麓の居館(御根小屋)と山上の城郭を石垣造りへと改修し、1681年に水谷勝宗が大々的な改修工事を行って、今見る姿がほぼ完成しました。自然岩盤を巧みに取り込んだ石垣が見どころで、天守も岩盤上に築かれました。天守は、現存天守としては日本最高所に築かれています。二重二階で高さ約11m、初重正面(南側)に巨大な唐破風付き出窓を設けています。二階正面両端には、小屋根を持つ縦連子の折れ曲がり出窓を配すなど、極めて意匠にとんだ外観です。内部に囲炉裏、装束の間、御社壇と呼ばれる神棚が残されているのは、極めて珍しいことです。